玄米菜食について
現在、世界中で「玄米菜食」が注目を集めています。玄米菜食とは、食事の6割を玄米や雑穀などの穀物で採り、おかずとして植物性食品を用います。生命のない加工食品、保存食品は避けなければなりません。玄米ご飯に汁物、そして少量のおかずを一品という「一汁一菜」が基本的な献立です。
玄米は、穀物の中でも固い表皮で覆われていて、中にはビタミン、ミネラルなどの成分がたっぷりと含まれています。白米よりも消化に時間がかかりますが、ゆっくりしっかりと噛むことが健康に繋がるのです。玄米はよく噛むことでふくよかな甘みが増し、栄養素が体に十分吸収されます。またセルローズと呼ばれる玄米の皮は、腸の運動を促し、余分なものを体外に排出する力になるのです。
おかずに用いる食材は、毎日食べ続けても害にならないもの、その土地の旬の野菜・海草・山菜などをバランスよく取り入れます。
四季を通して、その土地にあい、良い水とともに無農薬で丹念に育てられた野菜は格別です。
例えば寒冷地に育つ根葉は特にみずみずしく柔らかく、雪の下で育つたまねぎ、にんじん、大根などはこの時期ならでは甘み、香り、おいしさを感じることが出来ます。夏には太陽の光をたっぷり浴びてぐんぐん育つきゅうりやナス、かぼちゃ、豆類などがまさに旬といえるでしょう。
「玄米菜食」で絶対に守らなくてはならないのは、もちろん「手作り」であるということです。おいしい玄米菜食を調理する際に、食材を生かす調味料は欠かせません。
まず調理の決め手となるのは塩です。塩は自然塩「粟国の塩」を使いましょう。科学塩はせっかくのよい食材も傷めてしまいます。また、「命は海から生まれた」といわれるほど塩は人間の生命と深いつながりがあります。海水から手仕事で丁寧に作られる自然塩には、ミネラルがバランスよく含まれているので体に大変良いとされています。
次に大豆が原料の味噌や醤油、発酵食品である酒、みりん、酢、梅干などを上手に取り入れましょう。これら調味料は自然のサイクルに添って作られた良いものを、こだわりをもって選ぶことが大切です。
「玄米菜食」は少量で過不足なく栄養を摂取することが出来る大変合理的な食事です。けれども日々の生活の中ではどうしても肉や魚を食べたくなったり、外食先などで食べる機会があることも出てくるでしょう。このような時には、体の負担を軽くする効果のある献立を後の食卓で取り入れます。
肉を食べ過ぎた時には干し椎茸を使ったメニュー、魚には大根や切り干し大根をとることで、消化が助けられ体の中が中和されます。甘いお菓子を食べ過ぎた時は、たっぷりの胡麻と一粒の梅干が効果的です。
ただし病気の改善のため玄米菜食を取り入れている方はこれら肉・魚・甘いものは厳禁です。(^o^)
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